世間は狭い in 川崎2007年10月07日 22時34分09秒

 きのう、BCJのロ短調ミサを聴きに、ミューザ川崎に行ってきました。

 ペーター・コーイさんが急病で、かわりに浦野智行さんがバスのソロを務めました。私、浦野さんが大好きなので複雑なのですが、やっぱり声量が足りないですわ~。第1部のソロのとき、伴奏のコルノ・ダ・カッチャが音量を抑えようとしたせいか、音が不安定で。演奏者は顔を真っ赤にして頑張っていましたが、ちと切なかったです……。でも、第2部のソロはよかったですよ。オーボエダモーレの柔らかい音色が寄り添って、美しいのです。

 何より悲しかったのは、第6曲のバイオリンソロが高田姐さん(と私が勝手に呼んでいる高田あずみさん。気っ風のいい演奏がとてもすてきなのです♪)じゃなかったんですぅ。コンミスの若松さんでした。休憩中に買った待望のBCJロ短調CDも、けさその部分だけ早速聞いてみたら、若松さんの演奏でした。端正ですてきです。ああ、でも、高田姐さんのべらんめえなソロを聴きたい。

 その第6曲に若松さんを持ってきたことからも感じたんですが、今までの演奏と違って、ここを聴け!というような華々しいところがなくなって、全体に抑えたミサ曲らしさが出た演奏だったように思います(といっても、もともとこの曲はあまりミサ曲っぽくないような気がするんだけど)。

 さてさて、タイトルの「世間は狭い」ですが、会場で国立音大の礒山雅教授をお見かけしたのです。実は、マティアス・ゲルネの「美しい水車小屋の娘」のときもご一緒したようで、新聞に批評が載っていました。それから、これははっきりしないのですが、いーちゃんによく似た人がいたらしいのです。いーちゃんというのは、NHKのカルトな番組「サラリーマンneo」season1でやっていた「部長の親」の部長役の人です。さらに、夫の知り合いの歌うたい夫妻にも会いました。

 世間が狭いというより、バッハ以前の音楽をやったり聴いたりする人の輪が小さいんだよねと思いつつ、リンガーハットでチャンポン食べて駅に行ったら、ホームにBCJの指揮者鈴木雅明さんがいました。この日、会場でCDを買った人を対象にサイン会が開かれたんですが、そういうものになぜか執着のない私、さっさとホールを出てしまったんですが、ホームで邂逅したとなると話は別。サインしてほしいな~なんて思ったけど、くつろいだ様子だったのでやめておきました。惜しいことをした。